人をあやめる人の心理について -ネガティブな組織から犯罪が発生する-

本記事では、人をあやめてしまう人の気持ちを、私が代弁したいと思います！

※本記事は、犯罪を肯定する内容ではございません。誤認しないよう、ご了承願います。

あなたは人をころしたいと思ったことはありますか？

喧嘩をしたとき、嫌がらせを受けた時、いじめられた時、そう思う瞬間は人間ならあるかもしれませんが、あくまでそれは一時的であり、それほど本気でやってやろうと思っていないことがほとんどです。

では、それを本当に行ってしまう人はなんなのか？

結論から言えば、人をころさなくてはならないほど、自分でもそれが堪えきれないほど、追い込まれてイジメられて生きてきた人である。実は元は被害者である。

被害者から抜け出せなかった人が最後に行き着いたのが、そこだったのである。

私は久々に過去のトラウマを思い出させるような夢を見た。その夢から、何か答えを見つけたような気がする。それは小2の頃の経験。

夢から覚めて、その感情が鮮明だったまま記録したものが残っていたので、ほぼそのまま共有したい。

人はどこで人生を間違えるのか （幻冬舎新書） [ 加藤諦三 ] 価格：1,034円（税込、送料無料) (2025/8/9時点)

●ブチギレる夢 それまでの過程●

それはむっちゃ理不尽に悪者にされる夢

それにめちゃくちゃブチギレる(ブチギレさせられる)夢

その人が嫌いになりそうなくらい理不尽で人をムカつかせられるのが天才的だった夢だった

レッテルを貼られて「〜わー悪い子やねー」とか「またなんか悪いことやったんや」と思われるような夢

いじめのような構造で結果的にそこで俺が人をあやめてしまえば一番悪いことになるがそうさせるくらい相手を追い詰めたのもその人ので実は被害者である

小学校低学年の頃の周りからレッテルを貼られて目をつけられて徹底してムカつかせられたりいじめられた構造や狂気というかものすごい執着性と攻撃性を感じで何してもやめてくれないし相手もやめられない構造になっている

あれはなんなんだ？

皆が一斉に急に顔色を変えて攻撃性を向けてくるのは？

異常なまでの攻撃性は？

メモ日∶7月27日(日)

平気で他人を攻撃する人たち／加藤諦三【1000円以上送料無料】 価格：1,540円（税込、送料無料) (2025/8/9時点)

私は小2の頃、家庭でも学校でも「お前なんかいなければ」と言われて、皆に攻撃性を向けられ、しぬこともできず、人のころしかたも分からず、ただ道端にいる小動物をころすことしか出来なかった経験をした。

私の小学校では、地区ごとに分かれて分団で登下校していた。その分団の中での出来事。

私の同級生の女の子をいじめたということだった。もちろん私もいけないことをしたので、そこは反省でしかないが、それ以外の理由ははっきりさせたい。

私の分団は、ある特定の女の子を「実験」と称し、からかっていた。当時の私には、悪気はなく、ましてやその子を傷つけようという気はなく、周りも面白がってたし、私もただ面白いと思ってやっていた。

元々その「実験」という言葉を生んだのも自分ではなく、分団長が命名し、からかった時その子がどんな反応をするのかを試していた。

しかしその女の子はそれが嫌だったらしく、それを言え出せず、結果として自分らがいじめていたこととなり、学校で問題になった。

もちろん私はそれを面白がってたし、同級生ということもあり、その子の情報を分団の子に共有していたこともあり、悪いことをしたと今でも思っている。そこは本当に申し訳ない。

しかし、私が経験した怖かったことは、分団長も分団の子も(特に女の子側)、皆私を盾にして、自分はやってなくて、私が全てやった、いじめていたと報告していた。

当時小2の自分には、先生に問い詰められても上手く話せず、ますます悪い方向に傾く。

今思えば、みんなも叱られたくないから、分団の中で調子に乗っていた私のせいにしていただけだし、そのからかわれた女の子も事あるごとに泣いて解決しようとする子だったし、バレンタインで友チョコを学校に持っていって問題になったりしてた子だし、その時の生活指導的な先生は女の子ひいき気味の先生で、女の子には怒らない先生だった。周りがろくでもない。でもそんなこと8歳の私には理解できるはずがない。

そんな人間関係の中で、私だけが悪者になる。気が付けば私だけがこっぴどく叱られ、担任にも生活指導的な先生にも、教頭先生までにも徹底的に叱られて、すぐに悪評が広まり、皆から悪者扱いされ、何か問題が起きればクラスでも基本的に私がやったことにすればOKになり、それを否定しても誰も信じてくれない状態になっていた。

そんな悪評からか、家でも悪い子として扱われ、家でも邪魔者扱いを受け、居場所がない。

新装改訂版 いじめに負けない心理学 いじめられずに生きるために気づくべきこと【電子書籍】[ 加藤諦三 ] 価格：1,400円 (2025/8/9時点)

学校でも大人からは「お前みたいな奴がいるから今の世の中ダメなんだ」というようなことを言われ、他の子だったら叱られないことでも呼び出されて叱られ、なんなら泣くまで怒られて、もはやただ泣かせたかっただけじゃねと思うくらい、徹底的に叱られ、それがクラスにも徐々に影響し、正直被害者面したがる女の子に絡まれ、何の問題のないことまで悪者扱いされ、わざと皆の前で女の子が泣いたりして、「女の子を泣かせた、最低！」と周りから言われ、何をしても存在してるだけで家でも学校でも、「お前させいなければ」「お前がいるからダメなんだ」「迷惑してて皆困ってる」という扱いを受け、大人たちも結束して私だけ怒鳴られて、私は育ってきた。

なんで私だけこんな扱いを受けるのだ。

なんで私だけ怒られるんだ。

皆して悪者扱いしたがる、何としても私を悪者にして、私の周りの人間関係を保とうとしており、そこまでして何がしたいんだ。

私はそんな8歳を過ごしてきた。

気が付けば窓を覗いていた。しにたかった。

でも当時の自分にはこの柵を超えて飛び込む身長も力もない。しぬこともできない。

自分でもよく分からなくなっており、とにかくこの世の人間にはしんでほしかった。ころしたかった。でもそれは8歳の自分には、ころし方もわからなかった。

ふとした瞬間に、私はカエルをころしていた。

下校中にたまたまいたカエルを血まみれになるまで痛めつけてころしていた。

元々は車に引かれてしまったカエルを田んぼに返してお祈りする、そんな男の子だったのに。

私のこの経験談からも分かる通り、元は被害者なのである。

この事件の場合は、私もからかっていたので加害者側でもあるが、紐解いていけば私は周りに乗せられていただけで、全く悪意はなかった。悪く言えば、周りは私を盾にして、その子に嫌がらせしてたとも言える。

元々はこれでもか、というくらい攻撃性を向けられた被害者なのである。

ここまで皆からいじめられれば、感情が持たないし、憎悪を生成し、さつじんきへと変貌させる。

もちろんさつじんという行為を容認することはしぬまでない。

しかし彼らを頭ごなしに非難罵倒するのは、あまりにも心もとない。

皆さんに質問したい。ある日突然「よし、人をころそう！」と思うことがあるだろうか？

普通の人間ならば、そんなこと思わないであろう。

そんな同じ人間だったのに、そうせざるを得ないくらい追い込まれていたと思うと、そうさせた人や周りの環境も似たようなくらい悪質だと思わないのか。

しかし社会は、こんなさつじんがあったというニュースにしか目を向けない。

それでは何も解決しない。犯罪者は、皆が知らないところで、血のにじむような屈辱と絶望を痛感している。

それなのに、また「犯罪者」として世に晒され、叩かれ刑務所に行くことしかできない、そんな末路しか辿り着けないのか。

そう考えただけで涙が止まりません。

いじめの問題は深刻です。

ネガティブで結束する組織の中に、犯罪者は生まれます。

元はその発端になったのは、その人が問題でなくても、被害者こそが加害者になっていく。

これこそが組織の怖いところで、ネガティブな結束力は病的なほど強烈なものがある。

私は被害者です。私はそんな8歳の頃のトラウマを背負って20年生きてきた。

それらがネックになって、思春期にあたる中高生の時期にその恐怖心が爆発し、引きこもることしか出来なかった。

でも、大学進学を期に、打ち勝った。

新装改訂版 いじめに負けない心理学 いじめられずに生きるために気づくべきこと【電子書籍】[ 加藤諦三 ] 価格：1,400円 (2025/8/9時点)

ただ勉強しただけ。ただ自分の過去に向き合っただけ。

こんな私だから言える。

元は被害者だ。

何で自分だけがいつも怒られるんだ。

そこまで追い詰められたのに、何で最後は刑務所に行かなくちゃならないんだ。